東大の推薦入試との「大きな違い」
母・紀子さまは東大へのご進学を勧められていると、各メディアで報じられてきた。なお、東大が実施している推薦入試と筑波大の入試には違いがある。推薦入試に詳しい予備校関係者が語る。
「東大の推薦入試もスケジュール感はほぼ同じですが、どの学部でも『大学入学共通テスト』受験が必須になっています」(予備校関係者、以下同)
筑波大の推薦入試では、一部の学群を除いて、共通テストの受験は必須ではない。東大の推薦入試ではどれくらいの点数が必要になるのか。
「受験業界で目安と言われているのは『8割』で、共通テストで8割取れるのは全体の上位15%ほどとされています。とはいえ、一般入試で東大を受験する場合、合格者の得点平均は8割5分〜9割ほどなので、それと比較すれば難易度は低いと言えるでしょう」
では、悠仁さまが「共通テスト8割」を取れる可能性についてはどうだろうか。
「マークシート方式で、しっかりと数字で結果に出ますからね……。もし8割を下回れば冷酷にも切られてしまう恐れはあります。トンボなど昆虫の研究を続けてこられた悠仁さまは、学業を優先するためにこの9月に行われるはずだった『成年式』を延期し、来年3月の卒業以降に行うとの発表もありました。可能な限り勉学に励まれていたでしょう。
それでも、推薦入試で『共通テスト』がない筑波大推薦入試のほうが、気持ち的には安心なのでは。悠仁さまは筑附高に在籍されているぶん、推薦入試の情報収集がしやすいというアドバンテージもあります。現在の学校長も筑波大の教授を兼務されていますしね」