母・浩子被告が明かした娘のSM趣味
ふたりとも衣服を着ていたというが、一般的ではない父娘のやりとりだ。浩子被告の第7回公判では、母親の目線から、娘のSM趣味について語られた。
「(SMに興味を持つようになったのは)コロナよりだいぶ前です。ムチとか所有していて、『女王様をやってみたい』と」(第7回公判での浩子被告の発言、以下同)
浩子被告によると、瑠奈被告は口枷などの道具も持っていたそうで、かなり本格的にSMの世界に入れ込んでいたことがうかがえる。ムチを打つことをスポーツとして楽しむサークルの練習に参加したこともあったという。
「本人はとても楽しかったようですが、(練習に参加して)2回目か3回目かのとき、年配の男性から個人的にお茶に誘われたそうで、『気持ち悪いので行きたくない』と言って行かなくなりました」
世間に衝撃を与えた“父娘のSMプレイ”についても語った。
「笑いそうになるのを堪えながら同じ空間にいました。スカーフで撫でるくらいで、『シチュエーションを試してみたいのかな』と。激しいプレイを想像するかもしれませんが、そんなことはなく、穏やかな、私から見るとふんわり。ごく短時間で、5分やっていたかどうかです」
こうした状況もまた田村一家の“ズレ”が作り出したものなのだろうか。