隣に世界一の選手がいても…
「元バドミントン選手だった加代子さんは、大谷選手が大金を稼ぎ出してからも近所の焼き肉店でパートとして働き続けていました。大谷選手が日本ハムに在籍していた2017年の年俸は2.7億円。当時、実家をリフォームすることになった際に大谷選手が援助を申し出た時、両親はそれを断ったそうです。大谷がアメリカに行った後も、両親は地元・岩手に住み続け、変わらない生活を守っています。
隣に世界一の活躍をするお金持ちがいても、自分のペースを乱さない。加代子さんと真美子さんにはそうした共通点があり、大谷選手もそういう真美子さんだからこそ信頼し、安心できるのでしょう。『顔が似ている』と言われることも多い加代子さんと真美子さんですが、同じ元アスリートとして内面の共通点も多い」
かつてバスケットボール選手として実業団チームに所属していた頃、好きな食べ物として「ハンバーガー」を挙げていた真美子さん。2022年のファン感謝祭で大谷が明かした好物も、現地の庶民的なハンバーガーチェーン「In-N-Out Burger(イン・アンド・アウト・バーガー)」。そろって庶民的な食べ物を好む2人は、自然体のままで前人未到の道を歩む。