「将来的にそういうことも含めて、今真剣にお付き合いさせていただいている」
──あなたは夫人と子どもがいて、選挙演説でも家族の絆を訴えていたのではないか。
「家族の絆って私は一言も使っていないと思います。正直申し上げまして、今の妻とは離婚協議の最終調整中なんです。ですから今回家族は一切選挙に携わっておりません」
──A子さんとの交際を夫人は知っているのか。
「私からは(話を)しておりません」
不倫相手の応援を受けながら選挙戦を戦ったことについても聞いた。
──選挙中もA子さんは石破首相の応援演説を聞きに来ていた。
「私は選挙期間中、ずっと街宣車に乗って回ってましたので。どこかで見られればということは聞きましたけども。私はそこの会場で何か認識したりとかそういうことはなかった。後から聞きました」
──その日、A子さんは伸康氏の和歌山のマンションに宿泊した。一緒に泊まったのか。
「あれは私のところを、(A子さんに)使っていただいた。えっと、その日は選挙中ですから。(私は)外を回ってたと思いますので……」
現在も和歌山県連の副会長という重責を務めながら、このような行動をとったことについて見解を問うと、「まあ私は(離婚が)合意に至っているという気がしておりますので」と曖昧に答えるのだった。