国内
北九州・中学生死傷

【北九州・女子中学生刺殺】「まさかあいつが…」平原政徳(43)の高校クラスメイトが語った素顔「バスケ部で、喧嘩を止めるタイプだった」優しい男が凶悪犯に変貌した理由

平原容疑者の高校生時代。優しい性格だったという

平原容疑者の高校生時代。優しい性格だったという

 福岡県北九州市小倉南区のファストフード店内で中学生2人が刺され、女子生徒が死亡した事件。12月19日、現場からそう遠くない小倉南区内の自宅で、平原政徳容疑者(43・無職)が逮捕された。なぜ、未来ある中学生の命が奪われてしまったのか。取材を進めると、容疑者の人柄の“変化”が見えてきた——。

「平原容疑者は、大通り沿いにある『マクドナルド322徳力店』に12月14日午後8時30分ごろ車で訪れ、入店後10数秒で、注文の列に並んでいた女子中学生・中島咲彩さん(15)と男子同級生を刺した。中島さんは腹部を刺され、搬送先の病院で死亡が確認されています。平原容疑者は容疑を認めていますが、詳しい動機についてはまだ語られていません」(全国紙社会部記者)

 NEWSポストセブンはこれまで、事件の約1年前から平原容疑者が騒音などの「迷惑行為」を起こし、警察に通報されていたことなどを報じている。家の外で爆竹を鳴らし、突然大声で叫ぶこともたびたびあったという。

 平原容疑者は北九州市内の男子校の高校を卒業している。高校時代に容疑者と同じクラスだったという同級生は、近年の迷惑行為とは異なる印象を持っていたようだ。

「優しい男、という印象なんです。部活はバスケ部にいて、穏やかな性格っていう感じでした。目立たない印象というような報道があったけど、そこまでではない。やんちゃするタイプではないけど、明るいし、よく笑うんです。挨拶もしっかりできる。

 ほかの学校の学園祭に一緒に行ったこともありました。僕が揉めたり取っ組み合いの喧嘩をした時には、止めてくれるような性格だったんです。『まあまあまあ』となだめる役というか。自分から喧嘩するようなタイプではない」

関連記事

トピックス

民事裁判は今年11月26日、新井氏に165万円の支払いを命じた判決が確定している
【今度は「胸と太ももを触られた」と主張】群馬・草津町長からの“性被害でっちあげ”の罪に問われた新井祥子・元町議 初公判で主張した“わいせつ行為”の内容の不可解な変遷
NEWSポストセブン
渡辺氏から直接、本誌記者が呼び出されることもあった(時事通信フォト)
《追悼・渡辺恒雄さん》週刊ポスト記者を呼び出し「呼び捨てにするな、“ナベツネさん”と呼べ」事件
週刊ポスト
平原容疑者の高校生時代。優しい性格だったという
【北九州・女子中学生刺殺】「まさかあいつが…」平原政徳(43)の高校クラスメイトが語った素顔「バスケ部で、喧嘩を止めるタイプだった」優しい男が凶悪犯に変貌した理由
NEWSポストセブン
秋田県の佐竹敬久知事(時事通信フォト)
悪質クレーマーを駆除した佐竹敬久・秋田県知事に全上司が学びたいこと
NEWSポストセブン
送検時の平原容疑者(共同通信)
「大声出して何が悪いんだ!」平原政徳容疑者(43・無職)、事件3日前に「大量のカップ酒」空き瓶が…ゴミ収集車が行った後に 近隣住民が感じた恐怖【北九州・女子中学生刺殺】
NEWSポストセブン
杖なしでの歩行を目指されている美智子さま(2024年3月、長野県軽井沢町。撮影/JMPA)
美智子さま、「海外渡航はもうおしまい」と決断か 来年度予算から地方訪問同行職員の航空チケット経費が消滅 過去の計128回海外訪問も韓国訪問は叶わず
女性セブン
筒香嘉智が今季を振り返る(撮影/藤岡雅樹)
【筒香嘉智インタビュー】シーズン中に電撃復帰した“ハマの主砲”が喜びを語る「少しは恩返しできたかな」「最後に良い感覚がやっと戻ってきた」
週刊ポスト
球界の盟主が”神の子”に手を差し伸べたワケは(時事通信フォト)
《まさかの巨人入り》阿部監督がマー君に惚れた「2009年WBCのベンチ裏」 幼馴染・坂本勇人との関係は「同じチームにいたくない」
NEWSポストセブン
中居正広
【スクープ】中居正広が女性との間に重大トラブル、巨額の解決金を支払う 重病から復帰後の会食で深刻な問題が発生
女性セブン
今オフのFA市場で一際注目を集めた阪神の大山悠輔(時事通信フォト)
もし、巨人が阪神・大山悠輔を獲得していたら…レジェンドOBが侃々諤々「一体、どこを守らせるつもりだったんですかね?」
NEWSポストセブン
大河ドラマ初出演、初主演の横浜流星
横浜流星、新大河ドラマ『べらぼう』撮影でアクシデント “祠を背負って何度も猛ダッシュ”で…想像を絶する「根性」
女性セブン
ワールドシリーズを制覇し、3度目のMVPを獲得した大谷翔平(写真/AFLO)
【故郷で異変】大谷翔平 「グッズ爆騰」で「小学校時代の直筆手紙」が”閲覧不可”になっていた
NEWSポストセブン