「サンロク街では、未成年の飲酒や喫煙、売春や違法薬物などが蔓延していることが大きな問題になっています。内田被告がここで飲み歩いていたことが報じられると、事件以降、警察はバーなどさまざまな店に抜き打ちで入るようになりました。警察としても身内である刑事の一人が被告と不倫していたことも発覚し、何もしないわけにもいかなくなったのでしょう」(サンロク街・飲食店関係者)
では、サンロク街の治安はよくなったのだろうか。
「警察が抜き打ちでいくつもの店に入りました。なので、堂々とバーで飲む中学生、高校生は減ったと思いますね。でも彼ら彼女らは、カラオケボックスに買ってきたお酒を持ち込んで飲んでいるようなんです。なので結局は、根本から改善されたわけではないんです。
駅の裏で立ちんぼをしていた子供たちは、そこからはいなくなりましたが、SNSを使って売春しているようです。自分の裸の写真とかを送ってね。それを鼻の下を伸ばしたサラリーマンが買春しているんですよ」(同)
別の飲食店関係者も口を揃える。
「“キッズ”たちが出入りしている店は減ったとは思いますが、まだ数件ほどキッズたちの溜まり場になっている店はあるようです。若年層の薬物使用の噂も絶えません。すべてを根絶やしにするのは難しいかも知れませんが、警察には怪しい店すべてに介入してもらい、この街全体がもっとクリーンな場所になってほしいです」
裁判では、女子高生殺害の事件だけではなく、内田被告がこの街でどのようなことをしていたか、その一端も明かされるだろう。