PR戦略の手腕で知られる折田氏だが、ほかにも手広く事業を展開しており、「kobecco」というブランドを立ち上げ、マグカップやバッグなどのグッズのプロデュースも手がけていた。その商品をめぐり、雑貨店に思わぬ余波が及んでいるという。神戸市内にある雑貨店店主が困惑した表情でこう語る。
「うちは『kobecco』のマグカップを販売しているのですが、あの騒動があってから、買わないのに興味本位で商品を見に来る方や、『なんであんなやつのグッズを売っているんだ』というクレームの電話もよくあって、正直困っています。このようなことは初めてです……」
混乱を避けるために折田氏プロデュース商品を店頭から下げた雑貨店もあったと報じられた。
また、神戸の老舗タウン誌「KOBECCO」も「kobecco」と名前が似ているせいで折田氏との関係を疑われ、迷惑を被ったようだ。11月27日に編集部ブログを更新し、以下のように発表した。
〈折田氏は、弊誌(月刊神戸っ子 KOBECCO)の撮影において、過去にモデルとしてご参加いただいた経緯がございますが、それ以外の編集作業、記事執筆などの活動には一切関与しておりません。また、メルチュ(株式会社merchu)が運営しておりますSNS「Kobecco」と弊誌は、全く関係がございません〉
姿を消してなお影響は大きいようだ。