Soy王子「そんなことはないよ。うなぎちゃんに出会うまで、僕は本当に何も考えずに生きていて、それがコンプレックスだっていうことも自覚できていなかった。うなぎちゃんに会って、僕の人生は変わった。うなぎちゃんが僕の全てを変えてくれたんだよ」
──行為をめぐる価値観の違いから、「夫以外の相手と関係を持ってOK」という夫婦のスタイルになったんですね。
Soy王子「僕には与えられないものなので、『あなたがしてくれないなら、ほかの人とするよ』と言われたら、頷くしかない。うなぎちゃんがほかの男と関係を持つのは許せます。昔は行為をめぐってケンカになったりして、われながら情けないなと思っていましたが、今は落ち着きました」
──「自分にできないことは、ほかの人に任せる」のような達観した境地にどのようにたどり着いたんですか?
Soy王子「うなぎちゃんと出会ってから、僕は自分を深く理解しました。うなぎちゃんのくれた『こうしたほうが、あなたの人生は幸せなんじゃない?』といった言葉の積み重ねが、自分を知るきっかけになったんだと思います。そのなかで、彼女のために自分ができること、できないことも見えてきました」
──なるほど……。うなぎちゃんは過去にインタビューで「子どもを産む経験はしてみたい」と発言していましたが、その考えは今も同じですか?
うなぎちゃん「せっかく産む能力があるなら産まないのはもったいないなと思うんですが、たとえ産んでも育てたくはないのが本音ですね。子どもを育てることの責任は、私には背負えない」
──Soy王子さんも近い考えですか?
Soy王子「今の生活が幸せすぎるので、子どもは1ミリも欲しくありません」