《(新年の)最初のほうから、バッチリ飛ばしていきます。春夏秋冬、四季1個ごとに大きいことを発表できたら、ぐらいの勢い》
「King & Prince」(以下、キンプリ)の永瀬廉(25才)は1月1日、日刊スポーツのインタビューにそう2025年の抱負を明かした。その言葉通り、キンプリは2人体制になって以降、初めてのドームツアーを今年5~7月に開催する。
「2024年5月に『King & Prince株式会社』を立ちあげ、永瀬さんは高橋海人さん(25才)と共同で社長を務めています。活動は順調で、楽曲やイベントの企画段階から2人が深くかかわることで、より個性が出るようになったと評判です」(芸能関係者)
1月7日からは、永瀬が主演するドラマ『御曹司に恋はムズすぎる』(カンテレ・フジテレビ系)がスタート。同作は、永瀬演じるわがまま御曹司が、ド庶民で倹約家なヒロインと恋に落ちる物語だ。
そんな濃密な新年を迎える直前の昨年12月下旬の夜。永瀬は、都内の繁華街から少し離れた住宅地にある居酒屋にいた。店内はカウンターと個室のみの小規模なつくり。和から洋までバリエーション豊かな料理が提供され、一口サイズで多様な味が楽しめる。紹介がないと入れない会員制の名店で、電話番号も公開されていない。
その夜の永瀬は全身黒で決めたシックな服装。ファッションにこだわりがあるという永瀬らしく、ライダース風のジャケットを着こなし、首元にはシルバーのネックレスを合わせている。荷物は小さなハンドバッグ1つだけと身軽な装いだ。仲間4人で店内に入ると、照明が落とされた個室で、ゆっくり3時間語り合ったという。その中には「なにわ男子」の西畑大吾(27才)の姿もあった。
永瀬と西畑は2011年に同じオーディションを受けて関西ジャニーズJr.になった同期。「Aぇ少年」「なにわ皇子」と2つのグループにまたがり、長く活動を共にした盟友だ。
「キンプリのメンバーとしてデビューした永瀬さんから3年遅れて西畑さんがデビューした際には、永瀬さんは自分のことのように喜んだといいます。キンプリの最新アルバムに収録された永瀬さんのソロ曲『染み』では、作詞を西畑さんが担当。永瀬さんへのあふれる思いが歌詞に表れています」(前出・芸能関係者)
互いに「廉」「大吾」と呼び合う2人の仲のよさはファンも知るところで、「だいれん」と呼ばれ親しまれているという。西畑は、前述した永瀬の主演ドラマにも主人公の親友役で出演する。だが、プライベートで仲よしな分、共演には“ムズすぎる”と感じる瞬間もあるようだ。
「以前共演した際は、至近距離で見つめ合うシーンで照れが出て、NGを出してしまうこともありました。今回も、標準語の役なのに、2人で話すシーンでうっかり普段の関西弁が出てしまったそうです(笑い)」(別の芸能関係者)
年の瀬に多忙な日々の合間を縫って忘年会を開催したのは、2025年に大仕事を共にする2人にとっての、決起会の意味合いもあったのだろう。“心友”との友情を原動力に、永瀬は今年も走り続けていく。
※女性セブン2025年1月16・23日号