私生活でも「二刀流」に
アメリカの高級産院には個室にゆったりとしたゲストルームが備えられており、出産を終えたばかりの母親が家族を招いて時間を過ごすのが普通だという。
「両親がロサンゼルスに試合観戦にきても、球場内で会って少し話をするだけだった大谷選手が、結婚後はLAの自宅に招き食事をともにするようになりました。それを提案したのは真美子さんだそう。出産時にはご自身の両親だけでなく、義父母も招き交流を図りたいと思っているのでは」(前出・スポーツジャーナリスト)
また、出産が予定される時期は、シーズンの真最中になるとみられる。
「日本のプロ野球界には妻の出産のために選手が休暇を取る文化がないため、外国人選手が休むと批判されることが少なくありませんでした。でも、アメリカではマタニティー休暇の男性版にあたる“パタニティー休暇”を取ることは珍しくありません。MLBでは最長3日間の産休が認められていて、ダルビッシュ有選手(38才)と鈴木誠也選手(30才)も2022年に利用しています」(前出・スポーツジャーナリスト)
大谷も最大で3試合欠場する可能性があり、早くも不在中のチームを心配する声が上がっているが──。
「それでも一生に幾度とない機会。大谷選手は何よりも真美子さんの出産を優先するはずです。また、ドジャースの奥様会はチームメートに子供ができると、ベビーシャワー(※妊娠7〜8か月の妊婦のために、家族、親戚、友人や仕事仲間などが集まって安産を祈願するパーティー)で祝う風習があります。真美子さんのベビーシャワーもいまから計画されていると思いますよ」(前出・スポーツジャーナリスト)
投手と打者の二刀流で新たなシーズンを迎える大谷。私生活でも“夫と父”の二刀流のためにMVP級の活躍を見せそうだ。
※女性セブン2025年1月16・23日号