たぬかな氏から見た弱者男性とは

たぬかな氏

──メンタルに自信ないヤツは表に出ちゃいけないな

 いや、少々自信があったとしても、こういう誹謗中傷に耐えるのは厳しいやろ。どんだけ有名人でも、どんだけ批判コメントに慣れてても、効く言葉ってあるからさ。お前の掘り当てた“一番効く言葉”で、そいつを殺す可能性もあるからな。

 こんな現代に生きとったら誰かを叩きたくなるもわかるんやけど、批判するんだったら論理的に言わな。「それなら叩かれても仕方ないな」って論調で叩けよ。「キモい」とか「ムカつく」みたいに主観的な感情で叩くヤツが多すぎなんよ。

 批判ゼロの世界ってのも違うと思うから「他人を批判するな」とは言わんけど、相手の尊厳を傷つける叩き方はすんなよ。そんで、本題と関係ない部分を叩きに行くな。ブスとか容姿いじりで叩くヤツは話にならんわ。

 私はそういうゴミじゃないから、誰かを「キモい」と思おうが「痛い」と思おうが、相手のSNSアカウントにアンチコメントを書きに行くことはない。書きたくなるヤツの気持ちもわかるけど、わざわざ本人に向けて書くレベルには落ちん。

──批判はなくならない

 人間だから、日頃の鬱憤を晴らすために批判することもあると思うよ。ただ、「目の前にいたら俺が殺してやる」くらいの憎しみがないなら、SNSでの誹謗中傷はやめとけ。普通に、人間として、止めとけよ。

(了。第1回を読む)

たぬかな氏の生配信をまとめた『社会的弱者との生配信ルポ』(星天出版)

たぬかな氏の生配信をまとめた『社会的弱者との生配信ルポ』(星天出版)

関連記事

トピックス

教室内で恐ろしい事件が(左は現場となった法政大多摩キャンパス内にある建物、右は教室内の様子)
「女子学生の服が血に染まって…」「犯行直後に『こんにちは!』」法政大・韓国籍女子学生が“ハンマー暴行”で逮捕、学友が語った「戦慄の犯行現場」
NEWSポストセブン
たぬかな氏から見た弱者男性とは
「弱者男性はブス女性よりも生きにくい」元プロゲーマーたぬかな氏が断言した「弱男」の厳しい現実とヒエラルキー
NEWSポストセブン
東大生は“万能”と思われがちか(写真/イメージマート)
「東大生ならフランス語もベラベラなのが当たり前!?」富山出身・東大法学部卒YouTuber 入学後「第二外国語」の授業で感じた都会との格差
NEWSポストセブン
中居正広の女性トラブルで浮き上がる木村拓哉との不仲
【全文公開・後編】中居正広の女性トラブル浮き上がる木村拓哉との不仲ともう一つの顔 スマスマ現場では「中居のイジメに苛立った木村がボイコット」騒ぎも
女性セブン
ドジャースでは多くの選手が出産休暇を取っている(USATodaySports_ReutersAFLO)
大谷翔平、第一子誕生へ 真美子夫人の出産は米屈指のセレブ病院か ミランダ・カーやヴィクトリア・ベッカムも利用、警備員増員などで“出産費用1億円超え”も
女性セブン
公式サイトを通じてコメントを発表した中居正広
【入手】中居正広の女性トラブル謝罪、フジ港社長が全社員に送った“決意表明メール”「温かい会社でありたい」「全力で皆さんを守ります」
NEWSポストセブン
大谷翔平が真美子夫人の妊娠を報告したことも話題に(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平の2025年》「二刀流」復活へ向けて“失敗しないプラン”とは?「登板間隔は2週間に一度」「佐々木朗希とカバーし合う体制」【岡島秀樹氏×福島良一氏対談】
週刊ポスト
VIP席の一角に中居正広の姿が
《沈黙から20日間…》追い込まれた中居正広が「553文字」お詫び文を突如掲載した背景「トラブルがあったことは事実」「私のいたらなさ」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
《覆された引退説》「本人というよりかはスタッフのため」中居正広が芸能活動の継続を示唆、モチベーションの“源泉”は
NEWSポストセブン
山口組抗争は10年に及ぶ(司忍組長。時事通信フォト)
ラーメン店長射殺から宅配ヒットマンまで事件多発の「山口組分裂抗争10年」、収束には一方的な「抗争終結宣言」しかない【溝口敦氏×鈴木智彦氏が予測】
週刊ポスト
レギュラー番組に深刻な影響が出ている中居正広
【全文公開・前編】中居正広、深刻トラブルの後始末 『金スマ』収録中止、『世界陸上』リポーター構想は白紙…『だれかtoなかい』は代役に香取慎吾を検討か
女性セブン
第49回報知映画賞授賞式で主演女優賞を受賞した石原さとみ
石原さとみの夫が経済紙に顔出しで登場 勤務先では幹部職に大出世、複数社で取締役を務め年収は億超えか 超スーパー夫婦の‘秘策”は瞑想
女性セブン