「歯ぎしりが止まらない」
自伝が発売される2月6日は、2018年2月7日に小室さんと眞子さんが婚約延期を発表してから、ちょうど7年目というタイミングだ。前出の宮内庁関係者は、「今回の出版は異例中の異例です」とため息交じりに話す。
「眞子さんとの結婚についても触れているとみられ、“暴露”に近い内容もあるのではないかと戦慄しています。ましてや、悠仁さまの筑波大学進学が決まり、成年式に向けてお祝いムードが高まるタイミングでもあります。
秋篠宮家や宮内庁サイドには、事前に連絡があったと考えられますが、一国民の発信を『やめてください』と中断させることはできません。また、そのようなことをすれば、いずれ佳代さんに出版中止を求められたことを明かされる恐れもあり、秋篠宮家は、嵐が過ぎ去るのを静観するしかないのでしょう。今回の“暴露本出版”に、紀子さまは卒倒するほど驚かれており、歯ぎしりが止まらないはずです」
先述の通り、本に綴られているのは佳代さんの半生であり、育児を通じて感じた小室さんの成長についても紙幅を割いている。
「それだけに、圭さんや眞子さんには確実に出版の了承を得ていると思います」
と語るのは、皇室ジャーナリストだ。
「かつて佳代さんが息子の結婚について雑誌のインタビューに答えた際に、眞子さんが“圭さんを通じて佳代さんに注意をした”と聞いています。となると出版にあたって佳代さんが気にしたのは、圭さんよりも眞子さんの反応だったはず。眞子さんは原稿を隅々までチェックして内容を把握している可能性もあります。
一方、眞子さんはこの書籍の発売が、皇室や秋篠宮家に大きな混乱をきたすことをわかっているはずです。皇室のマナーを知り、佳代さんの“暴走”を唯一止められる立場にいた眞子さんが“GO”を出したということは、大きな意味を持ちます。眞子さんと秋篠宮夫妻の深い溝は、いまだに埋まっていないのでしょう」
来年、還暦を迎える佳代さん。長い沈黙を破り、彼女の「ブランニューデイ」が始まろうとしている。
※女性セブン2025年1月30日号