宮城野親方を取り巻く現状はどうなっているのか。八角理事長(元横綱・北勝海)は取材に対して、こう答えた。
「毎場所、一門理事の浅香山親方から春日野親方(元関脇・栃乃和歌)に“真面目にやっている”という報告がきている。だいぶ勉強になっているようだ。去年の横綱会では酒の席だということもあって“真面目にやっているらしいですよ”と後輩横綱の鶴竜(音羽山親方)からみんなの前でからかわれていたよ。
部屋閉鎖をいつ解くか? ここで言えるわけないじゃないか。理事会で話すことになるが、議題にあがったことはないよ。木瀬部屋が2年だからね。オレがひとりで決めることができる話じゃない。(この件についての考えは)個人的にも言わない」
前例を重視する相撲協会だけに、閉鎖期間はようやく折り返し地点にきたというところなのだろうか。