「祖父母と両親と暮らしていました。祖父は足が悪いから出歩けないけど、怜平のことは一番気にかけていたよ。祖母は目が見えにくいみたいなんだけど、やっぱり孫のことを気にしていた。
怜平くんは地元の4年制大学を出たんだけど、卒業してからは定職につかず、フリーターのようだった。祖母は、『あの子は飽きっぽい性格で、長く続かないのよ……』と相当悩んでいたね。それを聞いたのは8年くらい前の話だけど、その後もしばらくは定職には就いていないようだった。
父親は製造業らしく、夕方に出て、朝に帰ってくる生活。母親は清掃の仕事をしているようで、朝4時くらいに出て夕方に帰る生活だったね」(地元住民、以下同)
池田容疑者の仕事が上手くいかないことで、家族の関係にも亀裂が入っていたという。