弁護人「なぜSMと?」
浩子被告「何年も前からSM女王になってみたいと」
弁護人「実際に行動は?」
浩子被告「コスチュームを買ったり、口をふさぐけど息はできる穴の開いたボールみたいなのを持ってたり、ムチも2本ほど持っていた」
両親が送り迎えして、瑠奈被告がムチさばきを競う“スポーツウィップ”のレッスンを受けに行ったこともあったという。また、父親の修被告を相手に“SMのデモンストレーション”をしたこともあり、浩子被告は、「微笑ましいというか、親子で試している感じで、笑いを堪えていた。ほんわかした感じ」とそのときの様子を明かした。
「女王様させてあげる」
SM趣味を両親に伝えている時点で、にわかには信じがたい親子関係だが、瑠奈被告は自身の性事情もオープンにしていた。
Aさんとトラブルになってから約1か月後の2023年6月下旬、瑠奈被告は、クラブで意気投合したというまた別の男性とホテルに行っている。修被告の目の前でホテルへ向かったという連絡を受け、浩子被告は夫に「なんてことだ」とLINEで送っていた。
浩子被告「5月28日に不本意な思いをして、そこから日を置いていないのに不用心ではないのかと」
瑠奈被告は、その男性とSMプレイを楽しんだことを両親に報告した。