チームジャージを着てスタッフとして同行するAさん
宮崎氏は積極的にメディアへ露出するなど、およそ20年にわたって日本代表を牽引し、ハンドボール界の発展に尽力してきた。そんな順風満帆な人生に影が差し込んだのは、東京五輪出場を目指していた最中に起きた冒頭の報道だった。
「宮崎さんは当時、取り調べに対して『財布の奪い合いになり、揉み合いになったが髪は引っ張っていない』と、暴行を否定していました。真相は恋人同士の痴話げんかだったようで、彼女の親族も『宮崎さんから暴力は受けていない。彼の名誉を回復させたい』と語っていました。交際相手は被害届を出さず、宮崎さんも不起訴となりました」(全国紙社会部記者)