頭部が遺棄されていた廃マンション
「偏差値が70弱の、大阪トップクラスの公立高校に進学。理系で、高校の代表として研究の成果を発表することもあるほど優秀な生徒でした。
幼少期からピアノを弾いていて、音楽が好きだったとも記憶しています。高校卒業後は国立大学に進学し、友人もいて、順調そのものに見えたんですが……」(高校関係者)
そんな大木容疑者だが、近年の生活ぶりには金銭的困窮が窺える。大木容疑者を知る人物は「定職につかず、単発のバイトを繰り返していた」「“借金地獄”に苦しんでいた可能性がある」と話す。
「大木容疑者は弁護士事務所や債権回収会社から、何度も連絡を受けていた。現住所の家賃や水道料金も滞納している状況だったようです」
大木容疑者は死体遺棄後、被害者である神岡さんのキャッシュカードで現金を引き出していたこともわかっている。