CDの発売日を2月2日にするなど、デビュー日を大切にしている氷川きよし(2025年2月)

CDの発売日を2月2日にするなど、デビュー日を大切にしている氷川きよし(2025年2月)

“特別な夜”に訪れる店です

 そして今年1月31日をもって、「氷川きよしファンクラブ」が終了。2月2日のデビュー25周年の“再出発の日”に、新しいファンクラブが発足されることを受け、ファンの間では、「この日に、どう呼べばいいかわかる!」と期待が高まっていたという。結果、新たに開設されたファンクラブ「KIINA’S LAND」での氷川の表記は、「氷川きよし+KIINA.」だった。

「結論から言うと、これからも『氷川きよし』や『KIINA.』と呼んでいいということでしょう。どうも特許庁により、前事務所の『KIINA』及び『Kiina』の商標登録が認められたようですが、これに関しては、氷川さんと前事務所で話し合いをして了承済みだといいます。

 末尾に『ドット』が付いていても、『KIINA』の類似範囲だとみなされるでしょうから、氷川さんが『氷川きよし』も『KIINA.』も使えるように、穏便に解決したのではないでしょうか」(別の芸能関係者)

 くすぶっていた問題は、一応の解決を見せたようだ。前を向いて歩み始めた氷川の足取りは、早くも第2章での活躍を予感させるものとなっている。2月3日には、自身が作詞し、TM NETWORKの木根尚登(67才)が作曲を務めた『WALK』が、日本テレビ系の「カラフルDAYS」という誰もが自分らしく生きられることを願うキャンペーンのテーマ曲になったことが発表された。

「『WALK』には、悩みや苦しみを抱えるなかでも前向きに生きていこう、という氷川さんの思いが込められています。キャンペーンのテーマでもある自分らしく生きることについて問われた氷川さんは、“自分を『これでいいんだ』と認めて、いろいろなことを言われても自分を貫くことが大切だと思います”と答え、“ありのまま”でいることの大切さを強調しました」(前出・芸能関係者)

 順調な船出となった再デビュー前夜の2月1日、氷川の姿は都内の繁華街にあった。黒いロングコートをなびかせて車から降りた氷川は、まるで水面を歩くような軽やかなステップで、高級中華料理店へと入っていった。

「ここは、多くの芸能人が“特別な夜”に訪れるお店なんです。2016年初頭に解散危機を報じられたSMAPが“決起集会”を開いたのもここで、お店を貸し切って近藤真彦さん(60才)や東山紀之さん(58才)らがSMAPメンバーを励ましたとか。

 2023年夏には、TOBEを設立した滝沢秀明さん(42才)が、平野紫耀さん(28才)や三宅健さん(45才)ら、新たに所属したアーティストを集めて食事会を開いたことでも知られています。氷川さんは翌日にターニングポイントを迎えるにあたり、これから一緒に歩んでいくスタッフや関係者と共に決起するため、食事会を開いたのではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

 騒動を乗り越えた氷川は、さらに自分らしさを貫いていく。

女性セブン202522027日号

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