代名詞である「キター!」(2011年、時事通信フォト)
織田裕二が「帰ってキター!」
フジの騒動で思わぬ壁が立ちはだかろうとしている織田だが、一方で、“最後の出演”と言われているのが今年9月から34年ぶりに東京で開催される『東京2025世界陸上』だ。織田は同大会でスペシャルアンバサダーに就任したが、3年前に『世界陸上』を中継する特番のメインキャスターを降板したばかりだった。
「正直僕は“(スタッフから)次の大会で終わりにしてください”って言われたときに、ちょっとホッとした」──。
1月14日に出演した『マツコの知らない世界』(TBS系)で、25年間務めた『世界陸上』のキャスターを卒業したときの心境を明かした織田。なぜ織田は今回、早々に復帰することになったのか。取材を進めると、切実な背景があった。
「昨年の10月5日、織田さんは特番『オールスター感謝祭24秋』(TBS系)に陸上のサニブラウン選手とサプライズ出演し、同大会のスペシャルアンバサダー就任を発表しました。これまで彼はバラエティやトーク番組などに出演することがめったにありませんでした。今回は“世界陸上のPRになるなら”と、快諾したそうです」(テレビ局関係者)