全身タトゥーまみれということでも有名だ(Xより)
ナインゴランは首元に彫られた赤いバラなど、全身タトゥーまみれということでも有名だ。右手には謎の日本語「イーヴ」と彫られていることを知っている日本人もいるだろう。
2006年にプロデビューし、サッカー界で華麗なるキャリアを歩んできた。積極的にゴールを狙う闘争的なミッドフィルダーとして知られ、ベルギー代表としては全30試合に出場し6得点をマーク、ワールドカップにも出場した。代表以外にもイタリア・セリエAの名門、インテルなどを渡り歩き、逮捕の5日前には現在所属するベルギー2部のロケレン・テムセに加入したばかり。
入団会見では「私にとってお金は一番大切なことではない。私はサッカーのためにやっている」と決意を話し、デビュー直後にコーナーキックからのゴールを挙げ、華々しい活躍を見せていた。当初から関係者からの期待は大きかっただけに、事件後、クラブの担当者は「推定無罪を尊重し、コメントはできない」と記者に対しても詳細は語らなかった。
もっともナインゴランの悪童ぶりは今に始まったものではない。前出のジャーナリストが話す。