親友・板野友美の結婚式に参加した際のMさん(2024年12月)
5億円なら出せる
本誌(2024年12月19日発売号)が、中居が深刻な女性トラブルに直面していることを報じたのはその10日後。Mさんは中居が起こしてしまったことの重大さに困惑しながらも、彼を支え続ける覚悟を決めたようだ。その後、自宅に引きこもり、憔悴する中居にMさんは、同棲状態で寄り添ってきた。
中居は引退を表明した際に《今後も、様々な問題、調査に対して真摯に向き合い、誠意をもって対応して参ります》と明かしたが、その後のことは何も決まっていないという。昨年7月、中居はラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で、リスナーの質問に答える形で自らの引き際について語っていた。
「表に出る仕事を30年、40年近くやってるわけだから、急に裏方やりますって言っても無理なのかな。自分で決めつけちゃよくないけど、この仕事しかしたことないからまったく違う仕事っていうのも……そう考えると、おそらく何にもやらないような気がするなあ。ぼく、あと何年生きる? 82、83までとするでしょ。いま52だから、30年ぐらい生きるとして、それまで何にもしないっていうのもあんまり嫌いじゃないんだよね」
リタイア後は日本の喧噪を離れ、人目につかない海外に移住する可能性も指摘されている。中居は海が美しい観光地が好きで、特にハワイとイタリアがお気に入りだった。
「ハワイにはプライベートでも仕事でも何度も行っているし、現地に行きつけの店もある。テレビ番組のロケでハワイの別荘を巡ったとき、プール付きの5LLDKの豪邸を見て『5億円なら出せる』と言っていましたが、あながち冗談ではなかったのかもしれません。イタリアではローマやナポリを回り、特に感激したのが地中海に浮かぶカプリ島。入り江に囲まれた風光明媚な景色に感動したそうで、また行きたいと興奮気味に語ったこともありました」(前出・芸能リポーター)
一方で、中居は以前から故郷の神奈川・藤沢で暮らす夢を語っていた。2016年7月に発売された雑誌『藤沢・辻堂Walker』(KADOKAWA)でも、地元への思いをこう明かしている。
《『将来は藤沢に戻りたいなぁ』と思います。もうこの年齢から新しい友達なんてそうそうできないし、やっぱり、昔からの友達がいて思い出のある地元がいい。(中略)地元に家を持つのは、まだ実現していないけれど、いつかは……という気持ちは、ずっと持っています》
いま、地元の友人たちの間では、中居が湘南エリアのマンションの一室を購入したという話で持ちきりだ。
「地区内でも屈指の高級マンションで、中居さんの大好きなショッピングモールやスーパーも近くにある。中居さんは以前から、『朝日と夕日がきれいな海の近くで暮らしたい』と話していましたが、Mさんとも『海の見える街で暮らそう』なんて話し合っているかもしれませんね」(前出・中居の知人)
トラブルによって芸能界での多くを失った中居。その先には、何もしない“のんびり”とした生活が待っているのだろう。そして彼の傍らには、15年近く耐え忍び彼を支え続けたMさんが──。
※女性セブン2025年2月20・27日号