引退後の生活を語っていた中居正広
「引退後は何もしない」。そんな言葉を周囲に語っているという失意の中居。しかし、彼のこれまでの言葉をひもとくと、おぼろげに引退後の生活が浮かび上がってきた。海が見える街での新しい暮らし。もちろんその傍らにはあの女性も寄り添って──。
《この度、2025年2月19日をもちまして、「中居ヅラ あの子たちに……、」をクローズすることとなりました。(中略)長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました》
突然の引退表明から約1週間。1月31日に中居正広(52才)の個人事務所「のんびりなかい」が、有料ファンサイトの新規入会の停止とサイトの閉鎖時期をホームページで告知した。中居は1月23日をもって芸能活動を引退し、すでに個人事務所を廃業することを表明しているため、同サイトが外部との唯一のつながりだった。
「昨年12月に騒動が起きてからも、中居さんを応援しようという人たちの入会希望が後を絶たなかったそうです。中居さんもファンのそんな思いをわかっていたのでしょう。最後のメッセージに《こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい》と謝罪の言葉を綴っていました。
これで、中居さんとファンの接点がなくなることになりますが、最後に中居さんの“思い”を感じた人たちがいたようです。多くのファンや関係者が注目したのは告知されたサイトの閉鎖日でした」(芸能リポーター)
2月19日は、中居が以前から「いろんな感情が生まれる日」と話していた特別な日だ。
「SMAP時代に苦楽を共にした元メンバー、森且行さん(50才)の誕生日で、2015年に喉頭がんで亡くなった最愛の父・正志さん(享年79)の命日でもあります。2020年の同日に中居さんが個人事務所を立ち上げたのも、この日付に特別な思いを抱いていたからでしょう」(前出・芸能リポーター)
貧しい幼少期を過ごした中居は、苦しい生活の中で3人の兄弟を育て、自由に野球をやらせてくれた正志さんを心から尊敬していた。
「『両親に恩返しがしたくて芸能活動を頑張っている』と語ったこともあります。お父さんも国民的スターの息子を誇らしく思っていたようで、生前はSMAPが出演する『NHK紅白歌合戦』のリハーサルを毎年欠かさず見に行っていました。正志さんが亡くなったときの中居さんの落ち込みようは相当なもので、公表するまでに2か月以上の時間を要したといいます」(芸能関係者)
正志さんは2013年2月に肺がんが判明し、片方の肺を全摘出する手術を受けたが、その後、リンパ節への転移が見つかった。一時は中居とハワイに行くまでに回復したものの、喉頭がんを患い再び入院した。
「入院中、正志さんは飲食物を口にできないほど衰弱し、話もできない状態だったといいます。後に当時を振り返った中居さんは『何もしてあげられなくて、つらかった』と心情を吐露していました。入退院を繰り返し、『病院のメシはまずい』と言う正志さんのために、自らシチューやおにぎりを作ったと明かしたことも。中居さんが病室にタモリさんや笑福亭鶴瓶さん、松本人志さんを連れて行くと、正志さんは感激して涙を流していたそうです」(前出・芸能関係者)
当時、中居の周囲で正志さんの病室を見舞う若い女性がいるという噂がささやかれていた。その女性こそが、いまも中居に寄り添う15年来の交際相手、Mさんだったのだ。