飲酒が確認されたイベントはDJが登場し盛り上がりを見せていたと言う(インスタグラムより)
「個人が発信するのは言語道断」
今回の一件を受けて、慶大アメフト部では2月上旬に関係者向けに“緊急ミーティング”が設けられた。NEWSポストセブンはその場での一連のやりとりに関して独自取材。当日、監督や幹部から事態の説明や今後の活動方針の共有がなされたという。それによると、
《体育会(※各部活動を束ねる大学公認の上位組織)からの指示で20歳未満飲酒についての事実確認を行った。結果的に20歳未満の部員がいた。これ以上の内容をアメフト部として認識してはいない》
としたうえで、
《これまでの事案と今回の事案の違いは、部活動時間内に起きたのか部活動時間外に起きたのかというところ。今までは、部活動時間内ということで組織の問題として捉えられていたが、今回は個人の問題として考えているので、部として活動を停止するつもりはない》
という方針が共有されたという。さらに
《今回の件についてチームから対外的に発表するつもりはない。ましてや個人が発信するなど言語道断》
と強い言葉で関係者に“口止め”を行う場面もあったようだ。