熱愛が明らかになった柄本時生とさとうほなみ
2月上旬、冷え込みが続く、都内の高級住宅街。長い髪をお団子でまとめ、メガネをかけた女性が足早に歩いていく。濃い緑のパンツに蛍光イエローのバッグを合わせ、ラフながらもセンスが光る装いだ。合鍵を取り出して彼女が慣れた様子で入っていったのは、俳優・柄本時生(35才)の自宅マンションだった──。
柄本は、同世代きっての個性派俳優として知られる。
「柄本明さん(76才)と角替和枝さん(享年64)夫妻の次男として、芸能一家に生まれました。兄の柄本佑さん(38才)も俳優です。“オファーされた仕事は断らない”というスタンスで、ストーカーや猟奇的殺人鬼といった、ほかの俳優が敬遠するような難しい役柄を演じきってきた。映画への造詣も深く、単なる二世俳優としてではない、唯一無二の存在感を放つ“怪優”として高い評価を受けています」(芸能関係者)
そんな柄本と一つ屋根の下で愛を育んでいるのが、冒頭で登場した女性だ。彼女は、女優のさとうほなみ(35才)。
「いま映画やドラマに引っ張りだこの気鋭の女優です。2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や、世界的大ヒットなった韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイク版『六本木クラス』(テレビ朝日系)のトランスジェンダー役で好演を見せるなど、話題作に次々と出演しています。
2023年には、映画『花腐し』で、時生さんの兄・佑さんの恋人役を熱演。佑さんとの濃厚なラブシーンに挑戦し、その体当たりぶりが話題になりました」(前出・芸能関係者)
実は彼女は、“女優・さとうほなみ”とはまた別の顔を持っている。
「『ほな・いこか』という個性的な名前で、4人組バンド『ゲスの極み乙女』のドラマーとして活動しているんです。女優として名を広める前から、“美人すぎるドラマー”として知られた存在でした」(別の芸能関係者)
ほかに類のない経歴を持つ、さとうと柄本。ふたりはこれまで何度か仕事で共演したことがある。
「一昨年、時生さんの地元の友人が立ち上げたアパレルブランドのモデルを一緒に務めています。昨年はドラマ『錦糸町パラダイス〜渋谷から一本〜』(テレビ東京系)でも共演。このドラマは、時生さんが初めてプロデューサーを務めた作品です。どちらも彼にとって思い入れの深い仕事ですから、同じ時間を過ごす中で、単なる共演者を超えた強い絆が生まれたんでしょうね」(前出・芸能関係者)