佳代さん一家の家族写真(小室家提供)
圭さんが好きだというミネストローネは『命のスープ』
2018年に圭さんと眞子さんの結婚は延期された。背景に佳代さんと元婚約者・A氏の間で起きた金銭トラブルがあったことは自明だろう。
《メディアでは相変わらず、「ふさわしくない」と私は言われ続け、やがてそれは「人格否定」の域に達します。その辛さは、経験がおありの方にはご理解いただけることと思います》
「『人格否定』という言葉で思い出されるのは、天皇陛下の会見での『人格否定発言』以外にありません」(前出・皇室記者)
2004年、海外訪問を控えての会見で、陛下は「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と吐露された。これに、宮内庁はもちろん、日本中が上を下への大騒ぎになった。
一方で、料理が得意だという佳代さんのレシピが複数、本書では紹介されている。圭さんが好きだという具だくさんのミネストローネのページには、《命のスープ》と記している。
「皇室で『命のスープ』と言えば、美智子さまお手製のコンソメスープのことです。上皇さまやご友人が入院された際に、自ら作られたコンソメスープを携えてお見舞いをされたエピソードは有名です」(皇室ジャーナリスト)
皇族方へのシンクロが書き連ねられる一方、前述した元婚約者・A氏の存在や、金銭トラブルについては一切が黙殺されている。本誌『女性セブン』はA氏に話を聞こうとしたが、代理人を通して「取材は遠慮したい」というのみだった。
※女性セブン2025年3月6日号