親友・野波麻帆とスナックを楽しんだ長澤まさみ
都内の雑居ビルに入る、ウルトラマン人形やアントニオ猪木の写真集などが飾られた、どこか懐かしさを感じるスナック。オーラあふれる女性たちがその店へ向かったのは、大寒波が日本列島を襲った2月上旬のことだった。
「女性は3人組で、そのうちの1人は長澤まさみさん(37才)でした。スナックを訪れた長澤さんは、オーナーを交え親しげにトークに花を咲かせていたといいます。昭和レトロな店内の雰囲気に合わせ、おつまみは駄菓子。長澤さんは、おいしそうに頬張りながら、グラスを傾けていたとか」(芸能関係者)
長澤と一緒にいたのは、女優でスタイリストとしても活動する野波麻帆(44才)とファッション関係者の女性だったという。
「その日、3人は都内のレストランで食事を楽しんだそうです。飲み足りず、二次会に向かったのかもしれませんね」(前出・芸能関係者)
長澤が最近多くの時間を共にしているのが、野波だ。出会いは2000年、当時12才の長澤が「第5回東宝シンデレラオーディション」のグランプリを受賞したときまで遡る。
「第4回のグランプリが野波さんだった縁で面識を持ったそうです。彼女は、長澤さんのよき先輩、そしてよき相談相手で、長澤さんは『私より私のことをよくわかっている人』と彼女を信頼しきりです」(ファッション誌関係者)
女優のかたわら、スタイリストとしても活躍する野波は、長澤が19才の頃から、彼女のスタイリングを何度か担当したことがあった。
「野波さんは、結婚や出産で私生活が慌ただしくなったこともあり、ここ10年ほどはスタイリストの仕事から離れていましたが、最近の衣装が長澤さんの魅力を引き出しきれていないことをもどかしく思っていたそうです。そんな折、長澤さんから直接、雑誌の表紙を飾る際のスタイリングのオファーがあったので、二つ返事で承諾したといいます。
“最強タッグ”が復活した表紙は評判を呼び、野波さんはその後も頻繁に長澤さんのスタイリングを手がけるように。毎回、『長澤さんの新たな魅力が引き出されている』と話題になっています」(前出・ファッション誌関係者)
親友との楽しいひとときが、長澤のテンションを最高潮に引き上げたのかもしれない。
「ほろ酔い気分の長澤さんは、マイク片手に熱唱し、美声を披露したそうです。大のお酒好きで、オフの前日には深夜まで飲み明かすこともあるという長澤さんは、カラオケも好きなんだとか。20代の頃は多いと週に4日通っていたこともあるほどで、2022年に主演したドラマ『エルピス ─希望、あるいは災い─』(フジテレビ系)で披露した海援隊の『贈る言葉』も、うまいと話題になりました」(前出・芸能関係者)
主演舞台『おどる夫婦』の開演を4月に控え、多忙な日々を過ごしているという長澤。つかの間の休息を思う存分楽しんだ2人の”シンデレラ”は、午前0時頃、白い息を吐きながら夜の街を後にした。
※女性セブン2025年3月6日号