陛下や愛子さまとご一緒に「謎解きゲーム」をされるだろう(2025年2月、東京・台東区。撮影/JMPA)
愛子さまと「お揃い」の写真が撮れるかも
謎解きの舞台である皇居東御苑は、東京メトロの大手町駅や竹橋駅からおよそ徒歩5分。広さは21万平方メートルと、東京ドーム4.5個分ほどで、大人の足なら約2時間で一周できる。都心の喧騒を忘れそうな広大なエリアには、旧江戸城本丸、二の丸、三の丸の一部なども含まれる。
「見どころは何と言っても天守台です。1658年に江戸城の4代目天守の基盤として築かれたものが現存しています。昭和天皇の皇后である香淳皇后の還暦祝いに造られた桃華楽堂は、タイル張りが美しく、写真に収める人が多い人気スポット。また、植物も多様性に富んでいて、二の丸庭園では珍しい種類の竹や梅、菖蒲などが見られます」(前出・皇室記者)
うっかり素通りしそうな隠れ人気スポットもある。
「大手門そばの同心番所には、徳川の家紋『三つ葉葵』があしらわれた屋根瓦が使われており、江戸城の名残を実感できます。果樹古品種園には、上皇ご夫妻のご発案で古い品種の果樹が植えられています。愛子さまが誕生日の写真を撮影されたこともあるエリアで、季節ごとに異なる果実がなっています」(前出・皇室記者)
謎解きを楽しみながら、皇室と皇居東御苑への理解を深められそうだ。
※女性セブン2025年3月6日号