争奪戦は必至か(大江麻理子アナ/時事通信フォト)
局の“顔”がついに決断した。テレビ東京の大江麻理子アナ(46)が6月下旬に退社することが明らかになった。同局は大江アナの今後について「ゆっくりしたいと聞いている」「当面はフリーでの活動や他局への出演はないと聞いている」とコメントしている。女性アナウォッチャーの丸山大次郎氏が言う。
「テレ東はこの1年、女性アナの退社ラッシュで4人も辞めている。人員不足のなか、このタイミングで局のエースである大江アナが抜けるのはテレ東にとって大きな痛手でしょう」
大江アナといえば同局の看板番組でもある『WBS(ワールドビジネスサテライト)』のメインキャスターから人気バラエティ番組『モヤモヤさまぁ~ず2』まで幅広く活躍。私生活では、2014年にマネックス証券の創業者・松本大氏(61)と結婚。
100億円超の資産を持つとされる“超セレブ”だが、休む間もなく各局から引っ張りだこになるかもしれない。別のキー局関係者が言う。
「大江アナは日本の大企業の社長はもちろん、ビル・ゲイツの単独インタビューなど海外の大物取材も経験豊富。ニューヨーク支局にいたこともあり語学も堪能と言うことなしです。
キー局の場合、朝の番組は局アナ中心ですが、夜の報道番組はフリーアナを起用することが多い。本人の意向次第ですが、フリーアナとして活動するとなればどこも喉から手が出るほどほしい人材。争奪戦は必至でしょう」
さらにテレ東局内ではこんな声も上がっているという。同局局員が語る。
「大江アナは経済番組だけでなく、昨年10月には衆院選の選挙特番のMCも務めました。『WBS』の初代キャスターといえば小池百合子都知事ですから、冗談で『政界転身もあるのでは?』という人もいますよ」
ゆっくりした後、どんなキャリアを選ぶのか。
※週刊ポスト2025年3月14日号