映画『誰よりもつよく抱きしめて』では、久保はヒロインを務める
「最近、お友だちに『史緒里は月みたい』と言われたんです。そこにいることが気付かれないほどさりげなく存在しながら、じっとりと静かに、ゆっくり人を観察している、って。太陽は『みんなを照らしてまーす!』って明るさを放っているけれど、月は空を見上げないと見落としてしまう。けれども、確かにそこにいて。『定位置から見守っているところが月みたいだよ』という、その言葉が私はすごくうれしかった。
もし、自分を月に見立てるならば、目に見えない新月からちょっとだけ芽がでてきたような月がいいな。これから満ちていく、満月へ向かって歩み始めた状態です。それがいちばん、今の自分らしいんじゃないかなと思います」
バラ売りのみかんを1個購入
月の満ち欠けが好きだと語る。
「やっぱり満月はいいですね。『うわぁ、満月だぁ』って気持ちが弾みます。新月の近くの細~い月も大好き。誰もが目に留める満月ではなく、この細い月もちゃんと見つけられた自分に愛おしさを感じるんです(笑)。私は日々のちっちゃな幸せにどれだけ気付けるかを大事に生きているので、とてもハッピーになれます」
最近の“ちっちゃなハッピー”を聞くと、すぐに答えが返ってきた。