東京ガールズコレクションで「ミャクミャク」とともに登壇した石破首相(時事通信フォト)
「石破首相は“私は完全にアウェイですねー”と苦笑しながら“皆さんが良いと思う物にお任せします”という感じで本当にお任せいただいたので、私たちも合わせ甲斐がありました。デニムやスニーカーもほぼ普段は着ないし履いたことがないということで“とても新鮮ですね”という感想と“着心地はいい”とご満足いただけました」
昨年の内閣発足時には着こなしがだらしないと言われてしまう一面もあったが、そこにはなんといっても“サイズ感の不一致”があった。軍地氏はそれも意識しサイズと丈には細かくチェックを重ねた。
「ブレザーはお尻のトップにかかるくらいの丈で、シャツの袖もブレザーから1cmほど出るのがちょうど良く、デニムの丈感もいろんな角度から見て確認しました。オシャレには体格に合ったサイズと丈が重要です。
今回、石破首相に着用いただいたブレザーは、肩が大きくデザインされていて、ウエストシェイプも高い位置になっており、トラディショナルなデザインながら今っぽいシルエットのもので、恰幅の良い方でも着痩せして見えます。ぜひ参考にしていただきたいです」
サプライズ登壇で“だらし内閣”のイメージは払拭できたか。