プロデューサーである大川慶吾さん(Instagramより)
そう語るのはこのグループの仕掛け人、ジャンクロップのプロデューサーである大川慶吾さん(31)。彼は実は、かつて旧ジャニーズ事務所に在籍し、ジャニーズJr.として活動してきた人物だ。
「僕がデビューできなかったことへのコンプレックスがすごくあって(笑)。それを彼らに託している感じです」(同前)
大川さんは13歳でジャニーズJr.のオーディションに合格。KAT-TUNや嵐といった人気グループのバックダンサーを務めたがデビューには至らず、20歳で退所し、以降は俳優やモデルとして活動していた。
そんな大川さんがメンズアイドルグループのプロデュースを始めたのは、2年前のこと。大川さん自らがオーディションを行い、メンバーを選出。応募総数約150人から選ばれた、守谷大輝、及川慎士、大橋 青、桜田俊介、高橋吹雪の5人が2023年3月にデビュー。昨年、船川景弘と酒井孝太が加入し、現在の「ジャンクロップ」の姿になった。
「女性アイドルグループのプロデュースを経験したことをきっかけに、より自分の経験を活かせるメンズアイドルのプロデュースをしたいと思うようになりました。オーディションで選ばれた子たちは経験者、未経験者どちらもいますが、ジャニーズファンが多い。動画などで振り付けを研究していて、こちらが驚くほどです」(同前)
メンバーの及川もその一人。「実は僕、一度ジャニーズに落ちているんです」という。