芸能

《追悼みのもんたさん》“銀座の帝王”がクラブで貫き通した、支払いは必ず自腹の美学「そうやって飲む人だけが残る世界だと僕は思うね」

みのもんた

夜もズバっ!と決めていたみのもんたさん

 またひとり大御所司会者が去ってしまった。みのもんたさん(享年80)が3月1日に逝去。飲食店で食事を喉に詰まらせて都内の病院に搬送され、その後、家に帰ることなく旅立った。

 文化放送を経て1979年にフリーに。1989年、『午後は〇〇おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)の名司会者として大ブレイクし、最盛期は16本のレギュラー番組を抱えた。

 みのさんがこよなく愛したのが「夜の銀座」だ。朝の帯番組を持ちながら毎晩のように名門クラブをハシゴ。故渡哲也さんや梅沢富美男らが飲み仲間で、一晩に1000万円使ったとも報じられた。恋愛コンサルタントで銀座のホステスだった山本早織氏が、先輩のヘルプでみのさんの席についた時の思い出を語る。

「ノリがよくてヘルプについた私にも『何でも好きなものを飲んで』と本当に優しく豪快でした。ある時、私が疲れて見えたのか『この仕事だけ? 昼間も働いてるの?』と、聞いてくれて。

 当時、事情があって昼も飲食店で働いていることを伝えると、『なんでそんなに頑張るの?』と親身に心配してくださった。それでいてアフターに誘うこともなく、サラッと飲んで帰られる紳士でした」

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