台湾大手メディア「東森新聞」に掲載された記事
「海外の人の目には、路上寝する女性はかなり奇妙に映ったことでしょう。例えば欧米ではホームパーティなどからの帰り道は男性が送っていくことが常識とされています。仮に夜道で女性が寝ているのを目撃した場合は、家出や暴行、あるいはドラッグ中毒を疑い、警察を呼ぶなどの対応をするのが一般的です」(国際ジャーナリスト)
大きく議論を呼んでいる“路上寝動画”だが、こうした反響を識者はどう見るか。エジプト出身のタレントで、時事問題や国際問題のコメンテイターとして活躍するフィフィ氏が解説する。
「女性が深夜の路上で眠れるほど“治安が良い”国は世界的にもかなり特殊なので、様々な議論に発展するのもうなずけます。とはいえ、実態とは異なる“日本の印象”が先行し、勝手に驚かれている印象を受けました。
たしかに、かつては日本の繁華街で路上寝する女性を見かけることが多々ありました。しかし、今は国際情勢や外国人まわりの問題が増えたことで、いわゆる“平和ボケ”が解け、治安に対する“緊張感”が増してきたのが日本の現状ではないでしょうか」(フィフィ氏)