ドライバーが持ち味
竹田のパーオン率は80.00で7位。岩井明愛の77.80(14位)、古江彩佳の75.60(26位)より上だ。昨季、日本ツアーで年間8勝した竹田が、米女子ツアーでルーキーイヤーに何勝するかが楽しみだが、課題もあるという。
「昨年秋の『TOTOジャパンクラシック』は日本、今回の『ブルーベイLPGA』は中国と同じアジアでの優勝でした。今後は米国本土での戦いが続きます。ゴルフ場によって異なりますが、日本人が苦戦するバミューダ芝に代表される様々な芝によって、グリーンの難易度も格段に上がります。しかも広大な国なので気候も違う。空気が乾燥していたり、重たかったりする。風が強いゴルフ場もあるし、空気や高度の違いによって飛距離も変わってきます。いかに早く慣れるかがカギになるでしょう」(沼沢氏)
世界ランクを15位(3月11日現在)と自己最高を更新。昨季は西郷真央が手にした新人王のポイントでトップとなり、日本人としては1987年の岡本綾子以来2人目となる年間女王争いでも3位に食い込んでいる。まだ始まったばかりだが、日本人選手たちに刺激を与える存在であることは間違いない。