Number_iのメンバーとの“絆”を感じさせた永瀬廉
「これまであまり演じてこなかったコメディーの演技にも果敢に取り組み、新たな一面を切り開いた印象です」(芸能関係者)
3月25日に最終回が放送されるドラマ『御曹司に恋はムズすぎる』(フジテレビ系)で主演を務めたKing&Prince(キンプリ)の永瀬廉(26才)。俳優業が順調な永瀬だが、もちろんアイドルとしてもファンを喜ばせている。先日はライブで、かつての仲間・平野紫耀(28才)らNumber_iのメンバーとの“絆”を感じさせるシーンがあったという。
「2月に北海道で行われた公演で、キンプリの2人が『シマエナガ』のかぶりものやぬいぐるみを持ち出したんです。『シマエナガ』とは北海道に生息し、かわいらしいフォルムでマスコットのモチーフとして人気の鳥のこと。このかぶりものが、以前Number_iの3人が北海道ライブでかぶっていたものとまったく同じだったんです」(ライブに参加した人)
公演中、彼らが元メンバーと同じアイテムを着用したのはこれが初めてではない。
「キンプリが1月の仙台公演で使用した伊達政宗のかぶとも、Number_iの3人が去年の秋に、仙台での公演でかぶっていたものと同じといわれています。一度ならず二度も同じものとなると、偶然とは思えない。まるで“グループが変わっても5人の絆は変わらない”と、ファンに伝えているようでした」(前出・芸能関係者)
特に永瀬は、かねて平野、岸優太(29才)、神宮寺勇太(27才)らを意識した発言を繰り返してきた。
「インタビューやイベントで、“辞めたメンバーにも”“やっぱり紫耀とかは”と、ことあるごとに3人のことを口にしています。自分から彼らの話を持ち出すことも多く、リスペクトの気持ちがひしひしと伝わってくる」(別の芸能関係者)
人気絶頂だった2023年、“海外で活躍したい”とキンプリを脱退、その後Number_iを結成した平野らは、掲げた目標に向けて着々と歩みを進めている。
「昨年4月にはアメリカで、世界最大の音楽フェス『コーチェラ』に出演。ファーストアルバムはグローバルチャートにランクインするなど、海外でも確実に評価を高めています。事務所の滝沢秀明社長も『今年中には、アメリカに何かしらのきっかけをつくりたい』と本格的な米国進出への思いを語っていました」(音楽関係者)
一方のキンプリも、“世界へ”という前向きな姿勢は同じだ。
「今年1月には、“台湾版紅白”といわれる音楽番組に出演。海外での初パフォーマンスでしたが、かなり好評だったようです。平野さんらNumber_iとは今後よきライバルとして、お互いに高めあっていくのではないでしょうか。別のグループで活動することになっても、“世界へ”という思いは一緒。奇しくも同じタイミングで海外で人気爆発、ということになるかもしれません」(前出・芸能関係者)
3人の脱退時、《いつまで経ってもこれからもずっと大切なメンバーです》とブログにつづった永瀬。別の道を歩むことになっても、彼の心にはかつてのメンバーがいる。
※女性セブン2025年4月10日号