CM界でも特大ホームラン連発の大谷翔平
ドジャース大谷翔平(30才)の今シーズン第1号ホームランも飛び出した、東京ドームでのMLB開幕シリーズ。今年もまた大谷への期待が膨らむばかりだが、その活躍の場はスタジアムだけではない。テレビCMでも圧倒的な存在感を見せているのだ。放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、CMの分野における大谷について分析します。
CMキング・CMクイーンを抜いて大活躍
「この数字が正しいかどうか正直、掴めていない」
「これほど毎日リリースが届いたことは記憶にない」
とは各局のワイドショーの芸能デスクのコメント。米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が出演するテレビCMのリリースや素材が連日のように舞い込むため、その本数や内容が把握しきれないというのです。
私が出演している『ドデスカ+』(メ~テレ)でも3月14日の放送は“大谷祭り”となりました。同日は昨年、CM界に「大谷効果」「大谷売れ」というワードを生んだ『コーセー』のハイプレステージブランド『コスメデコルテ』の美容液「リポソーム アドバンスト リペアセラム」新CM「自分が満たされる」篇のオンエア日。本当に一瞬ですが、大谷選手がウインクをするシーンが話題です。
つまり同社は3年連続で大谷選手をCMに起用したということ。ほかにも『ファミリーマート』『伊藤園』『ECC』『nishikawa』『日本航空』『興和』『ディップ』『日清製粉』『ニューバランス』、長嶋茂雄さんとの共演が超話題の『セコム』などなど、大谷選手のシーズン開幕のタイミングに合わせて出演CMが目白押しなのでした。
昨年12月27日付の『日経MJ』の年末恒例CM企画「今後、売り上げに貢献しそうなタレント・有名人ランキング」の男性1位は2年連続で大谷選手でした。