秋の園遊会に出席されたお着物姿の愛子さまと佳子さま(2024年10月30日撮影、時事通信フォト)
注目高まる“借り物”でない愛子さまご自身のティアラ
愛子さまは、通常であれば女性皇族が成年される際に、新調するティアラをまだお持ちではない。その背景には、愛子さまが成人された2021年が新型コロナウイルス流行の渦中にあったという事情がある。
当時、国費をもとに高価な新しい宝飾品を新調することは、多くの苦しみを抱える人々への配慮に欠けるとのご判断があったからだ。実際に愛子さまがこれまでにティアラ姿をお見せになったのは、2021年の成人式で叔母である黒田清子さんからの“借りもの”を着用した一度のみだ。
「皇族の方々のお気持ちとして、国民感情を考慮し、愛子さまはティアラを新調されていないのです。たしかにかつて小室眞子さんや、佳子さまが着用されたティアラの価格は約3000万円とされる高価なもの。今後のご公務で、愛子さまがどのようなものを着用されるのか、海外メディアからも注目されているということでしょう」(同前)
大学をご卒業されてから2年目を迎えられ、公務においてもますますご活動の場を広げられている愛子さま。さらなる活躍へ期待が高まる。