バックで駐車する広末容疑者(2023年12月撮影)
「事故から1時間ちょっと経ったくらいだったと思います。3車線のうち交通規制で左右2車線が通れなくなっていて、右車線に黒いジープがありました。その100メートル前くらいの左車線にトレーラーが停まっていたのですが、右側のテールランプの辺りがガッツリへこんでいて……。運転手さんらしき人が、警察とその黒い車の近くで実況見分みたいなことをしながら話していました。
ジープはフロントの左側がグシャグシャになっていて、『車線変更とかで失敗して、トレーラーに突っ込んだんだろうな』と思いました。エアバッグも出ていたと思います。
パッとみて乗っていられるような状態じゃなかったでしたよ。広末さんのような人は、すでに搬送されたのか見当たらなかったですね。ジープは頑丈だし、乗っていた人は怪我なく済んだのかもしれませんが、ひと目見て『全損だな』『かなりスピード出したんだな』という印象でした」
事故があった粟ケ岳トンネルは全長4527メートル。照明が整備され、視界もいいが、なぜこの場で事故が起こってしまったのか。
「時間帯によるんですけど、あのあたりはトラックがけっこう走っていて、交通量が多い。周辺は制限速度が120キロなので、飛ばしている車も多い。照明も舗装もかなり綺麗で運転しやすくはあると思うんですがすよね…。急ぐ理由でもあったんですかね」(同前)
前出の全国紙社会部記者によると、「警察官が事故現場に駆け付けた際、立ったり座ったり歩いたりと本線上にはみ出しそうな不審な動きをしていたようです」という広末容疑者。真相究明はこれからだ。
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