着物を脱いで肌着1枚に(インスタグラムより。現在は削除済み)
ケーキを用意してくれた後援者への感謝もあったのだろう
ケーキに顔を埋めていたのは、豊昇龍と特に親しい後援者が中心となった二次会で、一次会は60人ほどが集まっての横綱を囲んだ食事会だったという。立浪親方が続ける。
「(当日は)電話で“行動には注意するように”とは話しましたが、横綱はサービス精神が旺盛なんですよ。囲み取材でもリップサービスで余計なことをしゃべったりする。それは悪いことではないと思うが、こういった形で動画の一部だけが流れると誤解を生む。顔を埋めたのも、ケーキを用意してくれた後援者への感謝の気持ちもあったのでしょう。着物が汚れるからというので肌着になったようです」
現場では主催者から“写真や動画のSNSへの投稿はNG”と伝えられていたが、徹底されていなかったようだ。立浪親方は最後にこう締めくくった。
「巡業でもしっかり稽古しているし、5月場所では結果を出すしかないわけですからね。もちろん本人にはその自覚はあります」
横綱として周囲を納得させる成績が残せるか。5月場所で真価が問われる。