谷内容疑者が少年時代に住んでいたアパート
過去に起こしていた“警察沙汰”
15歳の少女の命を奪った谷内容疑者は、いったいどんな人生を歩んできたのか。前回記事で報じたように、容疑者の家族は離散し、孤独な少年時代を送っていたとみられる。かつて男が家族と住んでいたアパートの元大家は「あの人、過去に“ヤンチャ”もしていてね」と証言する。
「コロナ禍より前、6年以上は前だったと思うんだけど……あるとき、神奈川県警から『調べに協力してくれませんか』と急に電話がかかってきて、すごく驚いたのを覚えています。そのとき伝えられた名前が、例の谷内くんだった。そして刑事さんから『犯罪に関わっているかもしれないから』とお願いされたので、念のために防犯カメラの映像を提供しました」
警察が大家に協力を仰ぐほどの”トラブル”──。元大家がさらにこう続ける。
「警察から協力の要請があってからしばらくして、今度は『明日谷内さんのお宅に伺います』とあらためて連絡がきました。立ち会いしないかとも打診されましたが、断りました。彼がどんな悪いことをしたのか気にはなったけど、当時はそこまで知る必要がないと思って、それ以上はなにも聞いていませんし、何があったのかもわからない。
時期は曖昧ですがあの家族の男の子たちを見かけなくなったのは、その一件以来かもしれませんね。その後、お母さんには特に変化もなくて、会えば普通にご挨拶してくださいました。私が警察のことを知らないと思ったのか、今となってはわかりませんけど……」
谷内容疑者にどんな背景があったにせよ、殺人の言い訳にはならない。
情報提供募集
「NEWSポストセブン」では、情報を募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。