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「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、

被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、凄惨な事故現場の血痕

「谷内くんは学生時代にも問題を起こしているからね。あのときは急に神奈川県警から連絡があって……」──さいたま市桜区のマンションで手柄玲奈さん(15)が刺殺された事件で、殺人容疑がかけられている谷内寛幸容疑者(24)。男の地元を取材すると、あるトラブルを引き起こしていたことがわかった。

 谷内容疑者は、埼玉県警の調べに対して応じる気配をみせず黙秘しており、詳しい動機や経緯についてはいまだわかっていない。しかし捜査のなかで“計画的犯行”だった可能性が浮上している。大手紙社会部記者が言う。

「谷内容疑者は半年ほど前から、手柄さんの自宅マンションから500メートルほど離れた建設会社で働いていました。県警は4月15日、男が暮らしていたという会社の寮を捜索。自室からスマートフォンなどの証拠品を押収し、さらに刃物2本も見つかったようです。

 捜査関係者によれば、発見された刃物のうち1本は新品に近い状態の包丁だった。購入時期は不明ですが、部屋には備え付けの台所がなく調理に使われた形跡もみられなかったことから、殺傷用に包丁を準備した可能性もあるともみられています」

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