ミャクミャクと一緒のショットも(大阪・関西万博のInstagramより)
自民党の脅威にもなる?
「減税」を看板に支持率急上昇中で勢いに乗る国民民主党の玉木雄一郎・代表は、会見で参院選の目標を「非改選を合わせて予算を伴う法案を提出できる21議席以上を目指す」としている。
非改選は5議席なので、目標達成には夏の参院選で16議席以上が必要になる。本誌・週刊ポストが4月7日発売号で報じた「衆参ダブル選挙の議席予想」では、国民民主党は参院で「選挙区12・比例10」の22議席獲得で、自公を参院でも過半数割れに追い込む原動力になると分析されている。だが、そのためには候補者がまだ足りない。選挙アナリストはこう言う。
「国民民主は参院選選挙区のうち、13ある複数区(改選定数2以上)で議席を獲得できる可能性が高いと見られているが、まだ13のうち5選挙区の候補が決まっていない。とくに各党が目玉候補を擁立する東京(改選定数6)の候補が未定。牛田アナが出馬すればかなりの高得票で当選が見込めるのではないか。自民党にとっても、他の野党にとっても脅威になるでしょう」
NHKに牛田アナの退職と参院選出馬情報について聞くと、「職員個人に関することについてはお答えしていません」(広報局)と回答。
国民民主党は、「第27 回参議院議員選挙における東京都選挙区に出⾺する国⺠⺠主党の候補予定者は、4⽉16⽇時点で決まっておりません」(事務局)と説明した。
果たして牛田アナは参院選首都決戦の“玉木代表の隠し玉”となるのか。