インスタグラムにアップされた赤ちゃんの足の写真(インスタグラムより)
また、ベビー用品関連企業だけではなく、ファミリー向けのサービス・商品のCM出演増加も予測される。
「たとえば保険であれば、子供がいる有名人がCMに出演することで、説得力が増すという効果があります。大谷選手も、そういった部分でより一層“家族”を意識したCMに登場する可能性が高い。ライフプランに関わってくる住宅関連企業や教育関連企業などが熱視線を送っているのは間違いないですね」
大谷にオファーする企業にとって、もっとも大きな問題が大谷のスケジュール調整だ。
「大谷選手のCM撮影は“1社2時間以内”という縛りがあるとされています。CMを2時間で撮影するなんて、なかなかの至難の業ですが、それでも大谷選手を起用したい企業は後を絶たない。ただ、長女が生まれたことで、家族との時間を優先するようになったならば、今後CM撮影の時間を確保するのも難しくなるかもしれませんね。特にシーズン中の誕生だったので、今季のオフはこれまで以上に“家族中心・子供中心”になり、新規のCM撮影のハードルは高いと言わざるを得ない。新たにCM出演をオファーする企業にとっては、かなり厳しい状況だと思います」
一方、母親になった真美子さんのメディア露出増加に期待するという声もある。真美子さんほどの注目度であれば、広告キャラクターとしての価値が高いのは言うまでもないだろう。
「有名アスリートの妻がSNSなどで情報を発信するというパターンは多く、インフルエンサーとしての価値も高い。また、母親として情報を発信することで、同じ立場の人々からの共感が得やすくなるので、子育て関連の企業が真美子さんに期待する部分は少なくないでしょうね。現状では真美子さんがSNSを始める気配はありませんが、今後もしも真美子さんが個人のSNSを開設するようなことがあれば、とんでもない数の“案件”が舞い込んでくるはずです」
長女、そしてデコピンを含めた大谷家が、今後どんなCMに出演することとなるのか、注目だ。