「橋本正樹」などと虚偽の職業・氏名を使っていた(Xより)
「現在45歳の平岩氏は大阪市出身で、衆院議員秘書を経て大阪府の貝塚市議を3期務めました。2024年10月の衆院選が国政選挙初挑戦で、大阪8区から立候補しました。小選挙区では当選した候補者と4万票以上の差が開き、半数にも満たない得票数でしたが、国民民主党の比例代表の得票数が2021年の衆院選から約2.4倍増の617万票となり、比例復活できました。
国民民主党は労働組合の中央組織である連合の支援を受けており、真面目で堅い性格の議員も多いですが、平岩氏はフランクな人柄で記者対応も良く、好感を持たれていました。それだけに、偽名を使って不倫していたとは驚きです」
衆院議員のバッジを初めてつけてからわずか半年でスキャンダルに見舞われる格好となった平岩氏。国民民主党は不倫が報じられた翌日の23日に早速、両院議員総会を開き、同氏の無期限党員資格停止処分を決めた。
「幹部は平岩氏が名前や結婚していることを偽って不倫していた事実を重く見て、党員資格停止の期間を無期限としました。昨年の衆院選後に不倫が発覚した玉木雄一郎代表は、役職停止期間が3か月でした。これより重い処分となったのは、平岩氏が不倫に際し自分の名前や肩書きについて“嘘”をついていたからです。不倫相手も有権者も家族をも欺いていたわけですからね」(同前)
今夏には参院選を控えており、昨年の衆院選に続いて参院選でも大幅な議席増を狙う国民民主党にとって、玉木氏に続く不倫スキャンダルは痛手だ。また、同党関係者は、平岩氏の不倫問題が報じられるタイミングが「最悪だった」とこぼす。