日本館で来場者を迎えるイベントに出席した藤原紀香(時事通信フォト)
4月13日、大阪・関西万博が開幕し、日本館の名誉館長に就任した藤原紀香(53)が、浅葱色(緑がかった明るい青)の着物姿で来場客を出迎えたことが話題となった。
その2日前の4月11日には、開会式に先立ち、天皇皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻が視察のため会場に到着。その際、身にまとっていたスーツ姿も人々を魅了している。
藤原は15日にInstagramを更新し、来場客を出迎えた際の着物姿で〈日本の伝統色である【淡黄色】の春らしいお花が咲き誇っている訪問着。春はあけぼの(キラキラの記号)ですから、季節柄、ぼかしや霞のイメージで選びましたよ〉とつづった。
「藤原さんは、関西の兵庫県出身ということと知名度の高さから発信力に期待され、名誉館長に抜擢されたそうです。また、名誉館長のお仕事は無報酬とのことで、日本発信の伝統と技術、日本の魅力、今の日本ならではの取り組みなどを発信していく意欲を表明されています」(大手新聞紙記者)
開催前から開幕後の現在も話題に事欠かない大阪・関西万博だが、麗しい“日本館名誉館長・藤原紀香”のファッションも注目の的だ。「第40回マイナビ東京ガールズコレクション 2025 SPRING/SUMMER」で石破茂首相のコーディネートを担当したファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓さんが、来場客を出迎えた際の藤原さんの着物姿について解説する。
「元祖・美脚モデルとしての華やかさと、上方歌舞伎のホープである片岡愛之助さんの妻・梨園の妻という華々しいバックグラウンドがある藤原さん。今回の着物姿は“梨園の妻”のいわば制服として、また、淡い色合いの訪問着という点は爽やかで春らしいセレクトであるとも言えるでしょう」(軍地彩弓さん)