復帰を果たした川崎春花(21)
女子ゴルフ界を揺るがした3人の女子プロと男性キャディの“トリプルボギー不倫”騒動。熊本で開催された「KTT杯バンテリンレディスオープン」(4月18日~)で、5週連続欠場中だった川崎春花(21)がついに復帰。小林夢果(21)、阿部未悠(24)とともに不倫が報じられた3人が勢揃いした。
川崎は初日にイーブンパーの30位だったが、2日目に76を叩いて予選落ちした。阿部も同スコアで予選落ちだったが、小林夢果は2位タイで優勝争いに絡む活躍と明暗分かれた。出場を続けてきた阿部・小林は騒動について多くを語らなかったが、川崎は違った。
「少し痩せたような印象でした。試合前、囲み取材に応じて『お騒がせしてすみませんでした』『これからしっかり練習して、準備して、精一杯頑張ります』と涙ながらに謝罪した。報道陣の質問にはうなずくだけの場面も多かった。最終的には予選落ちになりましたが、ラウンド中はギャラリーから『頑張れ!』と声援を受けていた。公に謝罪したこともあり、ひとまず禊を済ませた形として、ファンも応援ムードで迎えていた」(ゴルフ担当記者)
同じタイミングでの「途中棄権」
全員集合の一方で、大会直前、同じ九州・大分には不倫した男性キャディの妻で女子プロゴルファーの浅井咲希(26)の姿があった。
「浅井は下部のステップアップツアー『フンドーキンレディス』(4月15~17日)に出場していたが、2日目に2ホールを終えたところで突然、『途中棄権』したんです」(ツアー関係者)
初日は18ホールを回っていた浅井の身に、何が起きたのか。
「体調不良と聞いていますが、たまたま同じ九州にいて、大会前日に川崎がツアー復帰を発表したことが影響したのかもしれません。浅井は不倫された側ですが、協会批判を展開したこともあって煙たがる関係者もいる。ネット上では『不倫されるほうが悪い』などと心ない書き込みもあって、精神的に参っていると聞きます。川崎は謝罪したことで復活優勝を期待する空気も出てきており、潮目が変わってきている」(同前)
協会は話題に触れず、調査結果の発表もない。この問題の進展はいつになるか。