長女誕生を報告した“3ショット”(インスタグラムより)
子供を球場に連れて来る日
チームメイトやその妻に向けても、真美子さんは“スーパーワイフ”ぶりを発揮した。
「メジャーではスター選手の妻が音頭取りする夫人会があり、ボランティア活動などをしています。愛されキャラの真美子さんは夫人会にもすぐに溶け込みました。今季の東京ドームでの開幕シリーズは妊娠中で来日しませんでしたが、代々木上原にある超有名店のケーキを選手と家族に差し入れて大好評でした。そうした気遣いができる夫人だからこそ、大谷は野球に専念できるのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
松井秀喜やダルビッシュ有など、これまで日本人メジャーリーガーには結婚や交際が明らかになった後に故障する例が目立ったが、昨季の大谷はメジャー初の50本塁打・50盗塁を達成してリーグMVPに輝き、嫌なジンクスも吹き飛ばした。
毎日10時間寝て、デーゲームの前日は午後7時にベッドに入る“睡眠マニア”である大谷。この先は夜泣きや夜間の授乳で睡眠時間が削られることを案ずる声もあるが、前出・友成氏は「心配ない」と語る。
「移動時間をうまく使って睡眠を確保するでしょう。これまでも飛行機ではチームメイトと離れた席で離陸から着陸まで寝ていたそうです。ドジャースもベビーシッターなどで大谷が集中できる環境を作るはずです」
かつての松井秀喜や今年ドジャースに加入した佐々木朗希など、家族との姿を公表しない日本人メジャーリーガーが目立つが、大谷は真美子さんと様々なイベントに参加する。赤ちゃんの小さな足に夫婦で手を添えた「3ショット」も公開した。
「家族との姿を隠し立てしない大谷の姿は、米国でのトップアスリートの振る舞いの流儀に馴染んでいる。信頼できる真美子夫人と家庭を築けたことにより、大谷が心底、“本当のメジャーリーガー”になったのだなと思います。そのうち子供もお披露目されるのではないか。同僚であるフレディ・フリーマンらのように、子供が歩けるようになれば球場に連れて来るでしょうね」(福島氏)
真美子さんは出産直前まで、「ゆったり服」でデコピンを散歩させる様子が目撃されていた。最強妻と最強ベビーを得た大谷のさらなる進化に期待が集まる。
※週刊ポスト2025年5月9・16日号