4月20日にも試合を控えていた容疑者(関係者提供)
ジム関係者が「2人は知人だった」と証言
「容疑者は12日午後7時40分ごろから午後8時45分までの間に、砂浜に行仕さんの遺体を遺棄した疑いがもたれている。2人は知人であったみられ、容疑者のスマートフォンには行仕さんとの通話記録が残っていたといいます。犯行に使われた凶器などはまだ見つかっていませんが、警察は殺人容疑も視野に調べを進めています」
佐藤容疑者は県内のキックボクシングジムに所属する、プロのボクサーだった。現在は削除されているが、ジムのホームページには「蓮真(レンマ)」の登録名でプロフィールが載せられており、2024年10月頃の時点で階級は“フェザー級”だったことも確認できる。
行仕さんとはもともと知り合いだったという容疑者。所属していたジムの関係者が言葉少なにこう語る。
「(容疑者が)うちのジムで(キックボクシングを)やっていたことは間違いないです。私は試合などで直接お見かけしたことはありませんが、亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました。最後に(容疑者と)会ったのは4月19日。このときは練習ではなくて、警察が来て立ち会いをしました」
容疑者の人柄について質問を重ねると、こう証言するのだ。