劇中、キッチンで楽しそうに料理をする田中圭と永野芽郁(映画公式インスタグラムより)
独身で若い永野さんが、泥酔した田中さんを自宅に招き入れて介抱するという関係性だったというのは確かであり、否定されればされるほど、本当はそうなのでは?と思えてくるのも人の心理でもある。
まして人には自分の物差しや常識で人の行動を推し量る傾向がある。田中さんのこの行動に彼の所属事務所は、「不倫はないと信じたい気持ちで、これが誤解だとしても、こうした行動がすでに問題であり、とても言い訳の通りにくい出来事」とメディアの取材にコメントしているのだ。有名芸能人を多く抱えている事務所側でさえ、彼の言い分に疑問を感じ言い訳が通りにくいと思ったというのだから、世間に彼らの言い訳が通らないというのも当然だろう。
彼女は清純派で、ピュアで透明感のある可憐な女優として人気があり、このようなスキャンダルは今回が初。不倫や二股とは無関係というイメージが強かっただけに、”がっかりした””イメージダウンが酷い””見たくない”という批判の声がネット上にあがるのも無理はない。大好きだったものが、ある出来事をきっかけに大嫌いになるのも人の心理で、そこには裏切られたという心理と落胆があるからだ。清純派タレントとして人気絶頂の時に不倫で活動を休止したベッキーさんのように、ギャップが大きければ大きいほど、その差を埋めるのには時間がかかる。オールナイトニッポンXの謝罪だけでそのギャップを埋めるのは難しい。
永野さんがヒロインを務める日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演中のキムさんは、永野さんの自宅マンションへの連泊を「週刊文春」に報じられ、韓国の所属事務所は「親しい仕事仲間の間柄」と交際を否定した。キムさんとの交際疑惑だけなら、ここまでの騒動にはならなかっただろうし、清純派女優から恋多き女という魅力的な女優へイメージチェンジするきっかけになったかもしれない。
「これからみなさんの信頼を取り戻せるように、頑張ります」とラジオでの謝罪を締めくくった彼女だが、これから彼女にはどんなイメージがつくのだろうか。