ライフ

手軽にワンランクUPのインテリア術“エアデコ”の極意とは

インテリアモデルとしても活躍中の倉本康子さん

 ここ数年は香りのハッキリした柔軟剤のブームやアロマ人気など香りを楽しむ人が増え、空気を香りでデコレーションする「エアデコ」が注目されはじめている。そうしたトレンドを背景に大手消費財メーカーP&Gが、2011年10月5~6日香りとインテリアに関する発表会を開催。同社のパヒューマー濱野潤二氏によるワークショップや、モデルの倉本康子さんによる香りとインテリアのコーディネートのデモンストレーションなど、会場は終始“いい香り”に包まれた。

 この発表会に合わせて同社は日本・アメリカ・フランスの20~40代主婦1200人に「香りとインテリア」に関するアンケートを実施。各国の香りに対する意識の違いや共通性について、様々なことが明らかになった。

 まず「自宅の香りつけを日常的に行っていますか?」という質問に対して、「必ず行っている」と「できるだけ行っている」の回答を合わせると、日本は39.2%。アメリカが71.0%、フランスは53.7%と、まだまだ「無臭・消臭」文化の長い日本の実態が明らかになった。

 その一方で「手軽で簡単に香りつけができるならやってみたいですか?」という質問には、日本の主婦の76.1%が「やってみたい」と回答しており、暮らしに香りを取り入れることに意欲的であることがうかがえる。

 今回の調査結果では日本に比べてアメリカ・フランスの主婦は「部屋の香り」をインテリアのひとつと位置付けており、気分や来客のタイプなどTPOに合わせて香りを使いこなしている傾向がみられる。しかし「ファッションやインテリアのトレンドに興味がある」とした回答者のうち、インテリアにおける“香りの重要度”を問う設問では、いずれの国も半数以上が「重視している」という結果で大きな差は見られず、おしゃれに感度の高い主婦は国に関係なく“香りの使いこなし”も上手く対応していることがわかった。

 ファッション・インテリア・香りを語れるスーパーバイザー――今回発表会に登場した倉本康子さんといえば、モデルとして活動する一方、独自のお部屋コーディネートや収納術が支持され、史上初の“インテリアモデル”としても活躍。そのファッションやインテリアのテクニックを紹介した著書『倉本康子のシンプルアレンジ術』も人気を集めている。

 デモンストレーションでは

・テーブルコーディネートで使う花は、あえて造花を使用。好みの香りで、空間を演出。
・等間隔で3つ以上同じ形のものを並べるとリズムができ、センスのよいアレンジになる。
・線対称(左右対称)は視覚的にリラックスを生む。

といった、手軽に取り入れられるアドバイスが紹介された。そんな倉本さんから特別に、香りとインテリアのコツを教えてもらった。

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン